親の呪いから解放されたい!真の自分を取り戻す方法はある?

皆さんこんにちは、今回は「親の呪い」という言葉をピックアップした上で、その呪縛から解放されたい子供の気持ちと、その方法を具体的かつ簡潔にご主かいします。

 

この場合の「親」というのは基本的に〝毒親〟のことを指しており、イヤな親の束縛から解放されたい気持ちについての紹介になります。

 

子供にとって親というのは選んで生まれてこれるわけではないため、場合によってはその〝呪い〟のようなものを肌で直接感じてしまう人もいるでしょう。

 

そんな時、自分だけの解放策を持っておくと随分違います。ぜひこのことで悩んでいる人がおられたら、ご参考にしてみて下さい。

目次

毒親の特徴と子供にとっての呪い

まず〝毒親〟についてですが、この毒親というのは一般的に「子供の教育を放棄した親」や「子供を心身的に虐待する親」のことをはじめ、とくに子供が精神的に追い込まれてしまうような、そんな言動を働く親のことを言います。

・お前なんて生まれてこなかったら良かったのに

 

・お前はうちの子じゃないんだよ

 

・お前はいると目障りだ

 

・お前には本当に金がかかって嫌になる

 

・子供は金喰い虫って言うからね

 

・(男児に対して)お前が女の子だったらよかったのに

 

・(女児に対して)お前が男の子だったらよかったのに

 

・あの子に比べてお前はどこかおかしい

 

・他の子に比べてお前は劣っている

他にもいろいろありますが、だいたいこんなことを平気で言う親は毒親とされがちです。

 

こんなことを言われた子供は、たいてい心の奥底に大きなコンプレックスを抱えて生きるようになり、その後の人生・将来設計にも大きな影響が出るとされます。

 

こうした「(子供の)生涯にかけて悪影響を及ぼすこと」そのものが〝親(毒親)の呪い〟と言われ、その呪いから解放されたいと願う子供はそうした親を持った子供の9割から10割となるでしょう(全員と考えてかまいません)。

どうすればその〝呪い〟から解放される?

さて、先述では〝毒親からの呪い〟をメインにご紹介しましたが、この〝呪い〟から解放されるためには具体的にどうすればいいのでしょうか?

 

この方法には、主に3パターンあります。

 

1つ目=とことんそのひどい親の言動に向き合う

とにかく真っ向から挑む形で向き合い、自力でその毒親の非道な言動を論理的に打破してみることです。

 

これはひとえに「自立」を呼び覚ますための行動になりますが、結局自分で自分を救うしかないとなった場合には、この方法が最も効果的になるでしょう。

 

この際には「論理的に親の言動を見詰めた上で、それを否定する(打破する)」といった自分を納得させながらの考え方が大切で、そうすることで着実な成果が生まれてきます。

 

2つ目=同じ境遇の仲間を見つける

他の家庭の子供と親の様子を覗き見て、自分と似たような境遇の子を探してみることです。もしその時点で「自分にも仲間がいる」とわかればそれだけで勇気が湧いてきます

 

そして自分だけが苦しんでるんじゃないとわかった時点で、次はその窮地をどうやって脱出しようかと本気で考え始めることでしょう。このステップアップが大切です。仲間意識をもって、生きる土台を作るのです。

 

3つ目=自分に害になる親の言動を無視する

これはやや消極的な方法に取れますが、続けていくうちにそれなりの効果が出てきます。

 

まずそれまでの親の態度が変わることがあり、ちょっと態度を変えた子供に注目するようになるでしょう。そこで子供を見直すか、あるいはさらに突き放すかは親次第ですが、少なくともそれまでの状態からの変化は生まれます。

 

しかしこの「無視する」という方法は、その後の性格においても〝何事に対しても無関心・無気力になる…〟などの後遺症が残ることもあるので、最後の手段にするのが望ましいでしょうか。

真の自分を取り戻す方法!

さて早くも今回のメインテーマですが、こんな毒親のもとで生まれた子供の場合、その環境で「真の(本当の)自分を取り戻す」ためにはどうすればいいのでしょうか?

 

この場合、とくに「真の自分とはどんな自分?」と深く考える必要はありません。

感じるまま・心に生まれてくるままの自分が、その真の自分と解釈してよいでしょう。

 

得てして「真の自分」というのは、本能のままに生きる自分となります。

また、喜怒哀楽に正直な自分を指します。

 

まず自分にとっての「真の自分」をありのままに描き出しておきましょう(簡単にその特徴を、携帯のメモ書きにでも残しておくと良いかもしれませんね)。

 

そしてツライ時にその特徴を見直してみて、心が折れ曲がっていれば軌道修正を図っていくわけです。

 

たとえば親にひどいことを言われてツラクなった時、普段の(本来の)自分ならどう感じるかを念頭に置き、その自分が取りたい行動をそのまま取ってみましょう。

 

もちろんその行動は〝一人の時〟に取るようにして下さい。他人がいて邪魔されたり、行動をとめられたりすれば意味がありません。

 

さらにその環境の中で、「真の自分だけが居座る空間」を作っておきましょう。つまり自分だけの空間です。

 

その空間を大事にしておくことで、段々自分に自信を持つことができるようになるでしょう。この場合、日記を付けてみるのも良いかもしれません。

 

日々あったことの告白を形にするだけで、誰かに告白して知ってもらったような気になり嬉しくなるものです。

自分は人生の主人公であることを知る

人は誰でもその人生の主人公です。

 

たとえ毒親にしても昔は子供だったわけで、その人生の主人公として歩んできたことに変わりありません。

 

つまり、子供も親も「人間」という視野で見れば対等・平等なわけで、子供だからと言って、何も親に引け目を感じる必要はありません。

 

確かに扶養家族として育ててもらった恩はありますが、それと自分の人生を歩んでいくこととはまったく別のことです。

 

「自分は人生の主人公!」

 

まずはこのフレーズを心に叩きこんでおきましょう。

 

あなたの人生は誰も肩代わりすることはできず、あなたも他人の人生に乗り移ることはできません。今まで本当に辛かった時、誰も肩代わりしてくれなかったことが、すでにそのことを証明しているでしょう。

 

あなたが他人に乗り移ったことがないという事実も、すでにそのことを証明しています。

 

つまり、「自分は人生の主人公」というのは論理的に説明付けられることになります。ここでも一通りの論理をもって自分を納得させることが大切です。

 

その上で、自分は自分の人生の主人公なのだから、親の呪いなんてそんな余計なことで邪魔される筋合いはない、と固く立ってみることです。つまりここでは多少の勇気を振り絞ることが大切です。

親は親、自分は自分

これはアメリカなどでは基本的な思考に基づいていますが、親は親、子供は子供、とした確固たる考え方がすでに出来上がっています。

 

たとえばアメリカで育った子供というのは、赤ちゃんの頃から自分の部屋が与えられ、親と子供の確実な境界線のようなものをきちんと教えられます。

 

日本の場合は、父親と母親の間に赤ちゃんを寝かせておいたり、または自分たちから近い場所に必ず赤ちゃんを置くなどとやや過保護な関係を持つため、この信念のようなものが理解しづらいものです。

 

この文化的習慣の違いが、すでに日本人気質を物語っています。

 

つまり日本で生まれ育った子供というのは、「親が居て当たり前で、親のおかげで自分が存在している」とずーっと思い込んで育っているということになります。

 

もちろんアメリカでも日本でも、子供は親が支援してくれるおかげで生活することができます。これは変わりません。

 

ですが、その人生に向けてどのような信念・理想・考え方を持つかという点では、やはり「親は親、子供は子供」としっかり分けておくことが重要になります。

 

でないと、自分の人生が〝親のためにある〟という思いオンリーになってしまい、結局、自立できない子供の姿で終わってしまうからです。

 

このような、精神的に自立できていない子供というのが、実は〝親の呪いをモロに受けやすい子供〟に成長してしまいます。

 

なのでまずは「子供は親のために存在してるんじゃない」ということをしっかり把握し、親孝行はするけれども、自分の人生は自分の人生、とはっきり割り切っておくことが大切なのです。

まとめ

いかがでしたか?

 

毒親というのは子供にとってかなりの精神的ダメージを与えてしまうものですが、子供のほうでもこの精神的ダメージを回避するためのスキルを持っておくことが大切です。

 

そのためにもいろいろな情報をストックしておき、イザという時に自分の〝自立〟のために使える武器・アイテムとしてその情報を使えるようにしておきましょう。

 

自分の人生は飽くまで自分の人生で、けっして他人の人生ではありません。

 

この「他人」の中にはこの場合、親も含まれます。

 

もちろん親は肉親であって他人ではないですが、自分の人生を親の呪縛から逃れさせ、完全に自立させるためにはこういう考え方を強く持っておくことが大切になります。

 

あなただけに与えられたその人生を、他人のために犠牲にするのはひとまずやめて、まずは自分の足でしっかり歩んでいけるよう努力してみましょう。

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