挨拶しない近所の人!無視する心理と目的は何?対処法は?

今回は「挨拶しない近所の人」というのにテーマを絞り、その場合の「無視する心理と目的」「上手い対処法」についてご紹介してみたいと思います。

ご近所付き合いという言葉がありますが、最近ではとくにこのご近所付き合いにおいて、「無視される」という傾向も多く見られてきています。

でもそれは「無視する」というのではなく、単に忙しかったり、引っ込み思案になっていたり、また「挨拶する」という習慣が身に付いていないだけの場合も結構あります。

今回はその辺りの事情も含め、最近の「挨拶しない近所の人」の心境・心理をはじめ、その場合の上手い対処法についてご紹介していきます。

ぜひご参考にしてみて下さい。

目次

挨拶しない人の心理とは?

「なぜ挨拶しないの?」この疑問はご近所同士の問題以外でも、街中や特定のコミュニティでも多くあがる疑問でしょうか。

最近ではとくに核家族化が増えてきて、これは以前からずっと囁(ささや)かれ続けている人間付き合いでの問題としてもピックアップされがちです。

そもそも「挨拶する」という行為が身に付いていない・習慣化していない人も多く見られており、一概に「無視したいから挨拶しない…」「あの人が嫌いだから挨拶しない」という理由だけが見られるものでもありません。

実際に「挨拶しない人」の心理面で多いのは、以下の内容がピックアップされます。

・恥ずかしいから

・下手にこちらから挨拶して、その相手からバッシングされるのが怖いから

・相手のほうが「挨拶されたくない」と思ってるかもしれないから

・他人に声を掛けるのが苦手

・他人に声を掛けて、その後の付き合いが芽生えるのがしんどい

・コミュニケーションを図るのがしんどい

・面倒臭い

・急いでいるから

・自分から声を掛けるのが、何か損してる気分になる

・人見知り

・引っ込み思案

いろいろな理由がありますが、とくにこの中でも多いのが「引っ込み思案」や「恥ずかしいから」、「相手がどんな人かわからないから怖い」「その後の付き合いが面倒臭い」などといった、やや保身的な理由が多く見られるようです。

いかにも現代でピックアップされそうな理由ばかりが並びますが、やはり「相手にこちらから声を掛ける」という行為はなかなか勇気が要る行為になりつつあるようで、そのハードルを越えることが、すでに難しくなっている場合もあります。

ご近所同士で挨拶しない理由

「近所の人なのに、一度も挨拶したことがない」「近所に住んでいるのに、一度も挨拶された事がない」こんな状況に居る人も、おそらく多いことでしょう。

このような状況は現代において、実はかなり多く見られ始めています。

「コミュニティ」「井戸端会議」などの言葉が何か特別なフレーズに聴こえる事があるように、昔の日本で見られた人間関係というものは時代が進むにつれ、段々大きく変わってきている傾向が見て取れます。

このような背景を見る上で、近所に住んでいる人なのに挨拶しない大きな理由は、主に以下の3つとされる傾向があります。

・自分から声を掛けるのが恥ずかしい

・相手がしないのに、こちらから挨拶したくない

・よく知らない人だから(性格や中身の事)、挨拶するのが怖い

この3つですが、この中でもとくに「恥ずかしい」という気持ちがまず強く見られ、この場合は主に〝人見知りの傾向〟によく似たものとなるでしょう。

次に「相手から挨拶してくれたいいのになぁ」と思ってる場合も結構多く、何かきっかけが欲しいと願っている姿勢も見え隠れします。

さらに「あまりその人の性格を知らないから」という理由も強くあり、これはそれまでの近所付き合いの中で、ほとんど接点を持ってこなかったから「相手の事を知りたくてもわからない」という、仕方の無い理由も見られます。



こちらか挨拶してみる事が大切?

さて、ここからメインテーマに入っていきましょう。

では、どうすれば「挨拶しない近所の人」と上手く交流を持つことができるでしょうか?

この場合はまず2つの方法があげられます。

●1つ目は、こちらから挨拶する事。

 

●2つ目は、挨拶できるきっかけ待ちをする事。

主に1つ目の方法は効果的になりますが、こちらから挨拶する事によって相手の出方・反応がリアルタイムですぐわかり、その場合に「相手が本当はどんな人なのか?」ということもすぐわかります。

直接的に相手の事を知り、その後の付き合い方を考えようとする場合には、この1つ目の「こちらから挨拶してみる事」が最も効果的でしょう。

また2つ目の方法はよく採られる方法となり、「お互いに挨拶できるチャンスを待つこと」を踏まえ、それまでは穏便な関係を持ち合うことを大切にします。

これもかなり効果的な方法で、とくに無理に挨拶することによって変な印象を相手に与えてしまうことを避け、なるべくナチュラルな関係を保つ上で、その後の付き合い方を考えることができるでしょう。

相手が無視するように見えるのは気のせい?

 

よく「相手が挨拶しないのは、自分の事を嫌ってるからだ」と思い込んでしまう人がいますが、それは飽くまで思い込みに過ぎない場合もあるようです。

「自分が思ってることは相手も思ってる」こんなフレーズがよく聞かれますが、自分が相手との接点を持つ上で〝自分にも相手にも直接関係する行為〟を考える場合、自分が気にしている事を相手も同じように気にしている事が多いものです。

つまり、「相手の事がもっと知りたい」と自分が思っていれば、その相手も「あなたの事をもっと知りたい」と思っているもので、その気持ちの行き違いによって、お互いの思いが叶わないだけの場合が多いのです。

なので「相手が自分を嫌っているから無視してる」というのは、まったく挨拶し合ったことがないお互いの場合、まったく道理に見合わない理由になります。

もちろん、それまでに何らかのトラブルなどがあって、その時に気不味くなった場合には気不味さゆえの理由があります。

ですが、それ以外の場合でいきなり「相手の嫌いだから無視する」という行為は、経過から見てもかなり不自然な事です。



クッションを挟んで交流してみる

どうしても相手との交流を望む場合、その相手がなかなか挨拶してくれない際には、第三者を引き連れるなどして「クッションを挟んで交流を図ってみる」という方法があります。

その相手と自分の2人きりになってしまうと、余計に気を遣ってしまって挨拶できないという場合、もう1人誰か別の人に間に入ってもらうことで、3人でのセッションを図ることによって〝1対1〟の関係にならずに済みます。

複数人での会話というのはこんな場合に効果的で、とくに「自分だけに注目されない」という状態を生むことができるため、かえって相手(自分)にとって余裕・ゆとりのある交流を持つことができるようになります。

このクッションは何も「人」だけに限らず、何か特別に催されるイベントだったり、地域交流の催しでもかまいません。世間話程度の話題でもOKです。

別の理由をもって挨拶・交流を図るというのがポイントで、そうすることで自然体を装って挨拶することもでき、また今後の関係をそれなりに円満なものにすることもできるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「挨拶しない近所の人」というテーマでご紹介してきましたが、このような「人間付き合いでの問題・課題」というのは、現代において結構多くの場面で取り上げられています。

とくに「挨拶」というのは、人間関係を始める際の第一歩となるので、普通に交流を図る事に比べてかなり勇気が必要な場面が強いられます。

そのハードルを乗り越えての行為になるので、余計に「自分からはできない…」などと身構えてしまい、かえって時間が長く掛かる場合もよく見られるでしょう。

そんな場合は「何か別の理由をもって挨拶する・交流を図る」という〝クッション〟を挟んだ交流の仕方にポイントがあり、それによってお互いに自然体で交流を持つことができるようになります。

いろいろな方法があるので、ぜひ自分に見合った方法をもって、無理しない程度に試してみましょう。



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