今回は「夫婦仲が悪くなる原因は?仲の良い夫婦の特徴と考え方は?」と題して、夫婦仲が悪くなる原因について検証してみて、その際に参考に出来る「仲の良い夫婦の特徴と考え方」について具体的に紐解いていきます。
夫婦仲というのは模範解答のない試練にあるようなもので、良い場合もあれば悪い場合もあるという、なかなか一筋縄ではいかない毎日の連続になります。
そんな時こそ、夫婦仲の修復法を学んでおくことが大切で、その方法は主に「仲の良い夫婦の特徴」を参考にするところから得られたりします。
ぜひご参考にしてみて下さい!
Contents
夫婦仲が悪くなる原因ってどんなもの?
さて、いきなり今回の本題に入っていきましょう。
「夫婦仲が悪くなる原因」には果たしてどんなものがあげられるでしょう?
・自己中心的な行動をお互いが取っている
・相手の気持ちを考えない
・相手は自分について来てくれるものと信じて疑わないでいる
・尊重の気持ちを忘れている
・嫁姑問題
・お互いの家庭環境が合わない
・習慣が合わない
・生活の目的がかけ離れた状態でいる
さらに他にもたくさんあるでしょうが、一般的に見てこれらの原因がメインになるようです。
この中でも「相手は自分について来てくれるものと信じて疑わない」や「尊重の気持ちを忘れている事」、また「習慣が合わない事」などが地味に効いてくる(ダメージなってしまう)パターンもかなり多く見られ、それを各自で改善する努力が必要になります。
夫婦仲が悪くなるまでの経過やパターン
夫婦仲というのはいきなり悪くなるものではなく、必ずそれまでの連続的な経過が影響しています。
たとえば、先述でご紹介しました「お互いの生活習慣が合わない」という点では、夫はタバコを吸い、妻は吸わない場合、それだけで習慣の不一致が出てしまいます。
タバコというのは毎日手放せないものとなりやすいので、それが毎日連続で重なってしまうと、妻のほうとしては「(夫は)自分さえ良ければ他人はどうでもいいのね」などと自分に対する思いやり・配慮の無さを感じてしまい、それだけで嫌悪感が高まります。
そして、生活習慣というのは長年かけて身に染み付いたものなので、それによって相手が困っている事になかなか気付けない場合が多いのです。
この「気付かないで相手を困らせている・苦しめている」といったパターンがかなりダメージとなって返ってきます。
さらに、相手の生活習慣を強制的に直すというのは、おそらく夫も妻もなかなか言い出せない事が多いものです。
タバコや飲酒が習慣になっている場合ならなおさらのこと、それが夫にとって大事なものという認識が先に来てしまうため、たとえそれで困っていても自分のほうから遠慮してしまいます。
この積み重ねがやがて大きく不満となっていき、そのうち感情の爆発となって出てしまいます。
この他にもいろいろなパターンがあるでしょう。
お互い気を遣い過ぎるのは逆効果?
次に「お互い相手に気を遣い過ぎる」というパターンです。
これは長年一緒に居る夫婦でも起こりやすいことで、つい相手と何日間か離れて暮らした場合はなおさら、相手に必要以上の気を遣ってしまうことがあります。
これは人間関係での本能的な衝動によるもので、一緒に居るからこそ・1つ屋根の下で暮らすパートナーであるからこそ相手の事を非常に大事にし、それがもとでかえって自分を犠牲にするほど気を遣ってしまう…という結果になります。
もちろんこうならない夫婦もありますが、これは性格によるものなので、無いとも断定できません。
相手に気を遣う・配慮するというのは一見良い状態・関係のように見えますが、なんでも「過度の状態」で居るのはよくありません。
気を遣うというのは見た目以上のパワーを使うもので、それが1日続けばおそらく誰でもヘトヘトの状態になるでしょう。
そのような疲労困憊した状況・状態がいつまでも続けば、そのうち心身の防衛本能が働いてしまい、「こんな状態はもうイヤ!」とまた必要以上に感情を爆発させてしまうケースもよくあります。
この場合はスキンシップを取るのが大切で、場合や状況によっては、多少喧嘩してみるのも薬になります。
喧嘩というのは場合によって「相手に自分の正直な気持ち」を洗いざらい吐き出せる機会になってくれ、それがバネになってさらに互いの信頼関係を築けることもあります。
このように、普段「良い」と思っていたことが実はよくなくて、悪いと思い込んでいる方法が関係修復のカギになってくれることもあるので、ぜひじっくりとお互いの関係を見詰め直してみましょう。
仲の良い夫婦の特徴や考え方とは?
さて、今回のもう1つのメインテーマになります。
仲の良い夫婦の特徴や考え方というのは、一体どんな状態・方法になるのでしょうか?
ここでは一般的によくあげられている特徴や考え方について列挙しておきます。
・常に相手の事を第一に考えている
・自分には「この人しか居ない」と心に決めている
・お互いに「何がよくて何が悪いか」という行動の模範を持っている
・お互いに倫理観に基づいて生活をしている
・スキンシップを1日のうちに必ず1度は取るようにしている
・何事も一緒に楽しむようにしている
・隠し事は絶対にしない(とくに共有すべき事柄について)
・何か問題があれば2人で対処していく
・適当に相手を頼る
・外出時などには手をつないだり肩を組んだりする
・時々デート感覚で外出する
・室内パーティのような感覚で、時々、映画会やクッキングを楽しむ
・二人で世話できるペットを飼っている
・(子供が居る場合は)子供とのスキンシップを夫婦で取るようにしている
・(子供が居る場合は)子供の将来設計について一緒に考える(任せない)
ざっとあげればこんな感じです。
とにかく「相手と一緒に何かする」というスキンシップの取り方をはじめ、何でも2人で対処していくといった身近な距離をずっと保つ事を忘れないのが基本となります。
この中でも「スキンシップを1日のうちに必ず1度は取るようにしている」や「何事も一緒に楽しむようにする事」、また「隠し事は絶対にしない事」や「適当に相手を頼る事」というのはどんな夫婦でも必須のルールとなるのでしっかり覚えておきましょう。
まとめ
今回は「夫婦仲が悪くなる原因とそのパターン」をはじめ、仲の良い夫婦の特徴や考え方についてご紹介してきました。
仲の悪い夫婦の特徴でよくあげられる点は、「お互いの距離感が離れ過ぎている事」や「相手を頼りにせず何でも自分で決め込んでしまう自己中なところ」、また日常で見られる習慣の不一致などから得られる感情のイザコザなどによく見られます。
夫婦仲の良い場合の特徴や考え方では、これらの問題を解決できる程のお互いのスキンシップがきちんと取れており、何でも必ず2人一緒に向かっていくという基本的な姿勢が出来ています。
夫婦としてスタートした初めの頃を思い出し、常に相手への配慮やお互いの協力をもって生活を成り立たせていくという、スキンシップの取り方への工夫を確かめてみましょう。
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