今回は「結婚10年目の夫婦生活!危機を回避する夫婦仲改善方法は?」と題して、結婚10年目の夫婦生活だからこそ得られる絆をはじめ、その絆すら崩れかねない夫婦間での注意点について具体的にご紹介していきます。
夫婦生活というのは確かに年月が経つにつれて絆も強くなっていきますが、逆に年月が経つにつれて溜まっていく鬱憤(うっぷん)なども見られることになります。
つまり結婚生活というのは「お互いが尊重し合う上で我慢・譲歩をし続けなくてはならない」といった暗黙の了解が見え隠れするもので、その状況に慣れる必要があるのです。
今回ご紹介する内容・情報をぜひヒントにされた上で、あなたにとって理想的な夫婦像を作り上げてみて下さい。
Contents
結婚10年目の夫婦生活ってどんな感じ?
これはインターネットや雑誌などで調べてみてもわかりますが、結婚生活10年目というのは得てして5年目辺りに紡いでいた夫婦生活のあり方と、あまり変わらない形になることが多いです。
5年目を過ぎればもうかなり夫婦間が練られている状態になる上で、お互いの事を十分愛し合うことができ、その上でたとえば夫婦間が冷めてもその絆を取り戻すことが出来る状態になっています。
しかし、そんな状態にも関わらず熟年離婚をはじめとする協議離婚の類が世間で多く見られており、「なんで別れるの?」といった一抹の疑問が湧くことでしょう。
これはひとえに、「2人が夫婦で居ることよりも大事な目的を見付けた」という場合に取られる方法であることが多く、もしそれでも夫婦生活を続けたいとするなら、それなりの工夫をもってそれまでの生活を続けていくことは出来ます。
結婚10年目というのは〝10年ひと昔〟という言葉があるように、かなり長い年月をお互いに過してきた状態になります。
その間、ずっと別れずに一つ屋根の下で暮らしてきたわけですから、他の人との間には無い固い信頼・愛情が溢れているのは当然です。
つまり10年目の夫婦生活には、その後の2人の生活を続けていくためのあらゆる土台が、きちんと備えられている状態になるのです。
“結婚して10年連れ添った仲”それでも別れる夫婦は多い?
一般的に見て、結婚10年目以上が経過した夫婦が別れる確率はごくわずかです。しかし、別れる家族も確実に存在しており、その傾向が年々微妙に上がってきている事もまた事実になります。
その事情の多くには「1人でも生活できる事」や「(妻が)夫のDV(家庭内暴力)に耐えられない」といった物理的・身体的な理由をはじめ、〝どうしても2人で暮らすのに無理がある場合〟があげられます。
・仮面夫婦になっている
・何をするにも相手(お互い)が気になってしまう
・借金や浮気癖が直らない
・そもそも愛情が冷めてしまった
・子供がいない
・お金の使い方に(お互い)不満がある
・精神的につらい場合
・自分のテリトリーが無い
・(妻のほうが)家事ができない
・(妻のほうが)手作り料理ができない
・お互いに家を空けやすい
・お互いに隠し事がある
ざっとあげればこんな感じですが、この中でもとくに注意するべき点は「借金や浮気癖が直らない」、「子供がいない」、「お互いに家を空けやすい」という点になるでしょう。
まず「お互いに家を空けやすい」という点では、お互いの接点をわずかにしか持つ事ができなくなるため、相手がいま何を考えているのかが具体的にわからなくなります。
その上で「子供がいない夫婦」の場合は、お互いをつなぎとめるための確かな絆が見える・感じられる形で無いため、「いつ別れて他人に戻ってもいい」という拍車を掛けられる状況がいつでもあります。
さらに「借金や浮気癖が直らない」というのは即刻どうにか解決しなければならない問題で、これが少しでも続いてしまうと、たちまちお互いの生活が困窮してしまう切羽詰まった状況になります。
仮面夫婦やDVなども大きな原因?
やはり夫からの暴力を受け続ける妻というのは、自分の力だけではどうする事もできない状況になるため、つい「もう別れよう」となりがちです。
これは当然(自然)のことで、防衛本能・正当防衛によって自分の身を守るという、女性にとっては窮地に立たされた状況での判断になるでしょう。
たとえばDVが激しい家庭の怖い点は、家の外からではその状況が何も見えない・わからない点になります。
ひどい暴力を受けている場合、たいていの妻は他人に相談することが億劫になり、「自分の弱さ」を恥に置き換える傾向もあるため、解決が長引きます。
その間、ずっとDVによる被害はなくならないため、益々内向的になってしまい、結局、最悪の状態になるまで放置してしまう…といった状況になってしまいます。
こういう傾向が実は現在でも非常に多いのです。
仮面夫婦というのは「お互いに無視し合う関係」に始まり、自分の気持ちを相手に上手く伝えられない状況が長引き、互いの愛情は完全に冷めているけど、何らかの事情でただ一緒に居る…といった家庭環境になります。
この仮面夫婦からDVにつながる傾向もかなり多く見られるので、なるべく早めに解決策を見付けておき、必要ならば精神カウンセリングなどの専門医に相談してみるのも良いでしょう。
離婚危険を回避するための夫婦仲改善方法
さて、今回のメインテーマになります。
先述のように夫婦仲が冷めてしまい、どうしようもない状況に陥った時にこそ役立つ「夫婦仲改善方法」には一体どのようなものがあるのでしょうか?
この場合、一般には以下の方法があげられます。
・「おはよう」や「おやすみ」などの挨拶を必ずする
・1つ1つの感謝すべき事に「ありがとう」と言う
・夫婦仲の問題を見付けた場合でも、その解決策を2人で一緒に考える
・お金の使い道についてはお互いに譲歩する姿勢を取る(貯金に持っていくのも良い)
・相手の良いところを見付けてそれを褒める(または感謝する)
・相手の主張をとにかく落ち着いて聴く
・2人だけの思い出をとにかくたくさん持つ
・子供が居ない家庭で出産の余裕がある場合は、2人の子供を持つことを考える
・2人だけで旅行する(気分転換を兼ねて)
・どうしても話し合えない場合は一度別居して距離を空けてみる
ざっとあげればこんな感じです。
この中でも大事な点は、
・きちんと「おはよう」や「おやすみ」などの挨拶をする事、
・1つ1つの感謝すべき事に「ありがとう」と言う事、
・解決策を2人で一緒に考える事、
・2人だけの思い出をとにかくたくさん持つ事
などで、とにかく他人感を出さないようにする事です。
\NHKで紹介されたこんな人気サービスも/
その上でまた子供を持つ事ができる環境であれば、2人だけの子供を持つことを相談してみる事です。
子供というのは、このような夫婦喧嘩の時こそかすがいになってくれるもので、2人の仲を新しくつなぎとめてくれるキーパーソンになってくれます。
夫婦仲の問題というのは第三者を入れるのはかえって良くなく、必ず「2人で解決する」というのが基本となります。
どうしても上手く行かない場合は一度距離を空けてみて、お互いに冷静になった頃にもう一度話し合って仲直りできるよう(お互いに)努力しましょう。
どんな場合でも焦ってはいけません。
時間をかけてゆっくり夫婦仲・絆を取り戻すための工夫をしましょう。
まとめ:結婚10年目の夫婦生活!離婚の危機を回避する夫婦仲改善方法は?
今回は「結婚10年目の夫婦生活」のあり方をはじめ、そんな夫婦でも仲がこじれた場合にどうすれば良いかについて、多角的かつ簡潔にご紹介してきました。
夫婦というものは長年居れば居るほど絆が強くなるもので、たとえ大きな困難に遭った場合でも、必ず2人で一緒に解決に向かえばその道は開けます。
それでも開くことが出来ないのは「お互いに問題があるから」で、けっしてどちらか一方が悪いというのではありません。
確かにDVや浮気癖などの〝相手が一方的に悪い〟と見られる理由もありますが、そんな場合でもお互いに解決策を見付けていくことによって〝2人だけに通用する解決策〟が見付かるもので、それによってまた絆を取り戻すことができます。
とくに子供が居ない家庭では「お互いに譲歩し合い尊重し合う事」がまず大事なる事を強く意識しておき、子供の代わりになれる〝かすがい的な存在〟を、何らかの形で作り上げておくことが勧められます。
絶対にあきらめず焦る事なく、時間をかけて、ゆっくり解決策を工夫していきましょう。お互いのそうした努力は、必ず報われる日がやって来るでしょう。
コメント