今回は「インド占星術ホロスコープで結婚相手や結婚時期が分かる?」というタイトルをもって、インド占星術そのものについてと、ホロスコープによって結婚相手・結婚時期を当てる方法についてご紹介します。
インド占星術というのはそもそも古い歴史を持っていて、インド発祥の占術でありながらその内容は西欧文化を上手く取り入れた、非常に柔軟な発想を持つ占術です。
いろいろな歴史を持つインド占星術ですが、具体的にどうやって「結婚相手・その時期」を見極めるのでしょうか?
その辺りを詳細に紐解いてみたいと思います。
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インド占星術を簡単に解説
インド占星術は、「ナクシャトラ」という27~28つの星宿図を使った占術であり、インドで最初に生まれた占星術のことを指します。
宿曜占星術で基準となる月を置き、主にギリシア由来の西洋占星術も絡めて占うことで知られます。
使っている天体は西洋占星術と同じですが、インド占星術の場合は月を重視します。
「月の位置」から人の性格や運勢の時期を割り出し、その人と相性の良い人との恋愛運・結婚運などを占っていきます。
これらの特徴からインド占星術は、「未来予測型の占術」と言われています。
それも近未来から遠い未来まで。
とても身近な占い(役立つ占い)までしっかりやってくれるので、最近では、西洋占星術からインド占星術に乗り換える人も結構いるとか。
基本的には「輪廻転生」に基づく思想がありますが、カルマ(業)を扱う上では前世・現世の考え方を持ちます。
このようにさまざまな要素を絡めた占術が、いわゆる「インド占星術」となります。
占星術に使う”ホロスコープ”とは何のこと?
「ホロスコープ」と急に言われても、「それなに?」となるでしょう。
ホロスコープというのは「天体」そのものを指しており、その天体に位置する星によって、人の相性を決めるための縮図になります。
ホロスコープの意味
・人はそれぞれ宿星を持っている
・天体にはその宿星がそれぞれの位置にある
・その宿星同士は相性を持ち合う
・季節ごとにこの宿星の位置が変わる
・その時に天体にある宿星の位置で人の運命を占う
こんな感じになるでしょうか。
ホロスコープは説明されてもなかなかわかりづらいもので、実際に体験してみたり、自分で実践してみたりすることで初めてわかるものです。
そもそも「ホロスコープ」というのは、その語源を西洋の占星術(またはギリシャ神話)に持ち、12宮図それ自体を指したり、生年月日を12の星座に分けて占う運勢そのものを指していました。
インド占星術では天体7つで恋愛運を見る
インド占星術では基本的に「7つの宿星」の位置を基準とします。
・太陽(スーリヤ)
・月(チャンドラ)
・水星(ブダ)
・金星(シュクラ)
・火星(マンガル)
・木星(グル)
・土星(シャニ)
こんな感じで、この7つの宿星を採用して、それぞれの星と星座の位置関係から運勢を読みます。
とくに恋愛運の引き合いにされるのは「金星との位置関係」です。
自分の宿星と金星との位置関係や他の惑星との関わりから、恋愛運や結婚運が占われます。
インド占星術で使われるチャートでは「室(コミュニケーション)」というものがあり、その領域にその人の星座があれば「その人の恋愛運が好調かどうか」「どんな人と相性が良いのか」「結婚に結びつきやすい時期はいつか」など恋愛に関する疑問の答えが出てきます。
この「チャート」で恋愛運を見る場合は、12の星座で囲まれた金星を主に軸にする感じになります。
インド占星術では特定の人との相性を見るのに最適
先述のようにインド占星術では「室(コミュニケーション)」を利用して占術がなされるため、その星座を持つ人は別の星座を持つ人との〝1対1〟の相性を見ることになります。
西洋占星術では全体運を見る形になりますが、インド占星術では「その人個人」を中心にした占術がメインとなります。両者ではこの点が違います。
インド占星術では「特定の相手」をワンセットの相手として占い、その上で2人の星座の位置関係、また、金星と土星やその他の惑星の位置関係などをもって占われます。
1対1の恋愛運を見ることから、恋愛運を見る場合はやはり「インド占星術が最適」とされやすく、対人の相性を確実に見る場合に必要な「近未来の運勢」などもはっきり示されます。
結婚運はその時期による
インド占星術で占われる結婚運では、その結婚に最適な時期が重要な情報として、まず取り上げられます。
これはだいたいタロット占いの範疇になりますが、その点もインド占星術独自の占い方が用意されており、「その時期の星座を持って生まれた人同士」の相性占いをもって、また金星や個々の基本となる惑星(アセンダントと呼ばれる)の位置関係とその影響力を図る形になります。
この場合、12星座の運勢を占うときと同様に「12の月にあるその人の運勢」が基軸に置かれ、その人の星座の位置(宿星の位置)と金星の位置から〝結婚運に最適な季節(○月から○月まで)〟という形で啓示されます。
その結婚に適した時期を限定してアプローチをするところから、この点でもやはりインド占星術は「結婚運を見るのに最適の占術」と称されます。
インド占星術独特の星座の見方
インド占星術では西洋占星術とは違い、その星座の区別がまったく違います。
(インド占星術の場合:サイデリアル星座帯)
・おひつじ座:4月14日~5月14日
・おうし座:5月15日~6月14日
・ふたご座:6月15日~7月16日
・かに座:7月17日~8月16日
・しし座:8月17日~9月16日
・おとめ座:9月17日~10月17日
・てんびん座:10月18日~11月15日
・さそり座:11月16日~12月15日
・いて座:12月16日~1月14日
・やぎ座:1月15日~2月12日
・みずがめ座:2月13日~3月14日
・うお座:3月15日~4月13日
西洋占星術のほうは、いま私たちが使っている星座になりますが、インド占星術はほぼ「1か月遅れ」の形になりズレが生じます。
この星座の区別を見る限り、親しみがあるのは西洋占星術ですが、星学がさらに詳しいのはやはりインド占星術となるので、その占い結果にはどうしても信ぴょう性が付いてまわります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「インド占星術で使うホロスコープ特徴」をはじめ、その恋愛運・結婚運の信ぴょう性についてご紹介しました。
占星術は古代からありましたが、西洋占星術とインド占星術はその中でも群を抜いて有名です。その歴史は学際的で、似寄った観点もいくつかあります。
かなり古い歴史を持つインド占星術ですので、それなりに信ぴょう性があるのも納得できます。
インド占星術では「宿星の位置」と「金星の位置」、そして星座が表れる時期などが重要になり、それらの位置関係によって実践的な占術・解釈がもたらされます。
インド占星術の特徴は「特定の人との恋愛占い」に特化しているため、日常で気になる人がいれば、まずはインド占星術のほうを利用してみると良いでしょう。
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