今回は「カルマの法則」と「浮気や不倫の原因」、また「嘘をつくこと」との関連をはじめ、その辺りの密接な関係について見ていきましょう。
よく「悪いことをするとそれは報復として返ってくる」などと言われますが、そのことと「カルマの法則」は特別な関係にあるのでしょうか?
今回はその辺りを明るみに引き出しながら、わかりやすく解説してみたいと思います。
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「カルマの法則」とは?
まず「カルマの法則」という言葉がすでに〝理解しづらい言葉〟ではないでしょうか?
この「カルマ」というのはいわゆる〝業〟や〝行為・行動〟のことを指していて、つまり”生きている内に何をしたか?〟を直接問うフレーズになります。
簡単にいうと、”自分がした行動によって報復がある”と考えれば良いでしょうか。
何か良いことをすれば、その良い行いに報いる形で自分の将来にも吉報が訪れるといった、因果応報の世界がテーマになります。
この因果応報・因果関係というのは日本でも昔から言われてきたもので、これになぞらえて覚えることによって「カルマ」については深く理解できるでしょう。
しかし、この点でも1つだけ注意点があります。
それは、カルマは「神様の力による因果応報」だというものです。
たとえば人間には理解できない不幸が起きた場合、「なぜそんなことが起こるの?」「これまで良い行ないをずっとしてきたのに…」といった理解不能の因果応報がある場合です。
実はこの場合でも「カルマ」による因果応報の法則は成り立っていて、人間が気付かない間にしていた行為、あるいはその人間の前世でしていた行為などがその出来事の原因としてピックアップされ、それによる応報的な結果になっているのです。
カルマと浮気・不倫の関係について
さて、先述では「カルマ」について簡単にご紹介しました。
この「カルマ」というのは、果たして浮気・不倫に深く関係しているものでしょうか?
これには2つのパターンがあります。
●1つ目は「自分がした行動による報復」
●2つ目は「前世で悪いことが起こり、それによる報復」
この2点となります。
1つ目のパターンでは簡単な法則が成り立っていて、たとえば「自分が浮気につながること」を以前にしたから、自分のパートナーもそういうこと(浮気・不倫)をした、という形になります。
しかし2つ目のパターンは非常にわかりづらく、「自分の先祖が何か悪いことをしていた、だから今になってその報復が(浮気・不倫の形で)現れた」ということになります。
2つ目のパターンについては、これは主にスピリチュアル的な感覚をもって見直す必要があるため、特定の占いサイトなどでアドバイスをもらうことで鮮明にその実態がわかる場合も在ります。
「カルマの法則」には原罪も影響している?
これはキリスト教的な解釈になります。
まず「原罪」というのは、アダムとイブの世界にさかのぼり、そこで「中央の木の実を食べたこと」によって生まれた罪とされています。
アダムとイブというのは、一番初めにこの地上に生まれた男性・女性とされています。
つまりこの「原罪」というのは、私たちの一番初めの先祖が犯した罪、ということを指しているのです。
この原罪の存在によって「カルマの法則」が成り立っていて、その影響は「人間はもともと罪人だから」という、教義的な意味合いで解釈されます。
簡単に言えば、「人間は初めから悪い生き物だから、悪いこと(不幸)が起きて当たり前」ということです。
これはきわめて単純かつ根本的な「カルマの法則」で、人間に生まれながらに備わっている原罪によって「その不幸は消えない」という解釈になります。
これまでは「先祖がしたこと・カルマ」としてお伝えしましたが、この「先祖」というのは「前世の自分」にも置き換えられます。
過去の罪やあまりに大きなカルマは許される?
これは主に「過去に行なった罪・カルマ」の解釈になります。
たとえばAさんがその前世で、何かとんでもない悪行をしてしまったとします。
しかしAさんがいくら前世で悪いことをしたからといって、そのための報いを受ける際には、そのカルマはAさんの許容を超えたとてつもない大きなカルマになっています。
つまり、今のAさんには支えきれないカルマ、ということになってしまいます。
この場合、カルマの法則において、この〝支えきれないカルマ〟であればそれを減刑してくれるといったリアルなカリキュラムがあるのです。
基本的にカルマの法則では、何か罪を犯したら、その罪に相当するだけの良い行ないをすればその罪は解消されます。
しかしこの罪が遥かに大きい場合、それに報いるための行動を〝分割で行なっても良い〟という形になります。
つまりここでは、「カルマのローン返済が可能」ということになります。
小刻みにでも良い行ないを続けていって、そのカルマを解消していくことが許されています。
これによって現世のAさんが受け止められない程の大きな罪でも、その許容量をのれん分けによって対処することが可能になります。
嘘をつくことは大きな罪のカルマに!
「カルマの法則」において最も身近な罪は「嘘をつくこと」です。
この嘘に大小はありません。
どんな小さな嘘でも大きな嘘でも、「嘘をついた」ということには変わりがないため、その嘘をついたという罪に対するカルマが付きます。
このカルマを良い行ないをもって、解消することが誰にでも課されます。
嘘というのは、日常茶飯事で行なえる、人にとってかなり身近な罪になります。
この「カルマの法則」は、その身近な罪こそ〝してはいけない〟と教えていると同時に、人としてあるべき姿を当たり前に教えることを大事とします。
なので、もし嘘をつく状況になってしまったとしても、できるだけその嘘をつかず、正直にすべての物事に対応できるスキルを磨くことが大切になります。
そしてこの「嘘をつく」という行為そのものが、浮気・不倫を呼び寄せる大きな原因にもなってしまいます。
浮気をしている時に、たいてい人は嘘をつくものです。しかし、嘘をついたことを反省し、極力なくすことによって、その浮気・不倫による罪のカルマは解消されていきます。
その嘘によるカルマをずっと持ち続けることにより、やがては報復・不幸になって自分に返ってきます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「カルマ」、「カルマの法則」について、できるだけ簡潔にお伝えしてみました。
「カルマ」という言葉は特定の宗教や儀式の中ではよく使われていますが、日常生活の中ではほとんど使われていません。
そのため、たいていの人は「カルマ」という言葉を聞いてもピンとこない場合が多いでしょう。
しかしこのカルマというのは、誰にでも関係している「行ない」、「行ないによる罪」になります。
なので、「僕は/私は関係ない」と言って済ますことはできません。
「じゃあ一体このカルマをどのように扱えばいいの?」と疑問になった場合、その時こそ「インド占星術」を一度試してみると良いでしょう。
「インド占星術」ではこのカルマについて手取り足取り丁寧に教えてくれる上、どのようにカルマを解消できるかについても紹介しています。
あなたの人生をさらに豊かにするためにも、ぜひ「カルマの法則」を上手く活用し、明るく幸福な未来を手にしてみて下さい。
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