夫婦の相性が良い判断基準は?性格が合わないのは離婚の原因に?

今回は「夫婦の相性が良い判断基準」に焦点を当ててみて、その際に気になる離婚の原因につながる「相性が合う・会わない」の基準までを一緒に検証してみたいと思います。

相性というのは恋人から夫婦になってもかなり重要なもので、その一致・不一致によって、その後の幸せのあり方が大きく変わってしまいます。

今回はそんな相性の不釣り合いの基準を参考にして、夫婦の相性が良い場合の判断基準・悪い場合の判断基準を具体的に検証し、離婚につながってしまう場合の性格の不一致についてご紹介していきます。

ぜひご参考にしてみて下さい。

目次

性格・相性が合わなくても夫婦生活は続けられる?

さて、いきなりメインテーマに入って行きましょう。

恋人の段階から結婚に至るまでの過程には、必ず、お互いの相性・性格・考え方・価値観などの一致・不一致が問題になるでしょう。

まず相性というのはひとえに「性格や考え方が合うか合わないか」がポイントになりやすく、その上で価値観の違いに発展していくホツレのようなものが見えてくるものです。

では一体、どういう状態が「結婚できない相性の不一致」になるでしょう?

結論から言って、まず性格・相性が合わなくても夫婦生活はできます。

これは人によって千差万別の家庭環境が得られます。

この場合は主に、その家庭に団らんのぬくもりや安らぎをそれほど求めず、とりあえず一家を構えておく・体裁のための家庭を持つ・子供のために夫婦でいる…などの理由をもって夫婦生活を続けることが多くなるでしょう。

いわゆる「仮面夫婦(あるいはそれに似た関係の夫婦)」というもので、一緒に暮らすだけ・子供のための生活環境をお互いに持ち合うだけといった状態ならば、性格・相性の一致や不一致はそれほど問題にはなりません。

必要な時に顔を合わせ、それ以外の時は別居でもかまわないため、あまり喧嘩にもならないからです。

このように、まず夫婦の形にはいろいろな形容ができるため、一概に「性格・相性が合わないから」と言って結婚できない・夫婦になれないということはありません。

ようは「どんな感じで夫婦生活を送っていくか?」というプランニングによって相性の持ち方も変わるため、相性・性格のあり方を決める基準・土台も1つの形としては決まらないのです。

離婚してしまう相性の不一致のあり方(1

では今度は、どうしても離婚してしまう場合の「相性の不一致」について見ていきましょう。

この場合も「夫婦生活の送り方・プランニング」によって大きく変わります。

・どうしても暖かい家庭が欲しい

・子供と伴侶と一緒に生活したい

・冷たい空気の中で生活するのは嫌

・ギクシャクした関係に耐えられない

・夫婦円満じゃなきゃ一緒に居る意味がない

まずこのような考え方・結婚観・性格を持っている人の場合、相性が不一致のままではやはり結婚生活は厳しいものになるでしょう。

結婚生活というのは、文字通りに「ずっとパートナーと1つ屋根の下で暮らすこと」が前提となり、子供が生まれればなおさら、その子供の世話を2人一緒にすることが(社会的な)一応の責任になります。

「冷たい空気の中で生活するのは嫌」や「ギクシャクした関係に耐えられない」となった場合、まずこのような協働生活(共同生活)に耐えることができません。

どうしても、顔を見合せただけで相手に嫌悪感を覚えてしまう事もあるため、かえって別居の状態であるほうが何かと便利な場合も多くなります。



離婚してしまう相性の不一致のあり方(2

次に性格や相性の不一致から生まれる「行動面」の不一致についてのご紹介です。

夫婦生活を続けていく上で、とくに「相手のこういう行動に我慢できない!」として離婚してしまうケースも非常に多く、この場合は〝価値観の不一致〟がまずあげられます。

・家庭の持ち方への考え方が違う

・お金の使い道がまったく違う

・子供への向き合い方が違う(育児に関する考え方が違う)

・趣味が合わない

・(どちらか、あるいは両方とも)ギャンブルが好き

・不貞関係にある(浮気っぽい)

・家庭をほとんど省みない

・クーラーの温度設定で喧嘩してしまう

・煙草について喧嘩してしまう

・観たいテレビについて口論する

・生活リズムが合わない(昼夜逆転を含め)

・仕事観がまったく合わない

・将来設計が合わない

・ふとした言動にイラっとする

・言葉選びが共に合わない

・感情の出し方や出し所が合わない

・喜怒哀楽の焦点が合わない

他にもいろいろあげられますが、とにかくこの場合は「生活を送る上での何気ない感覚・ピントが合わない事」や、「将来設計の持ち方がまったく違う事」、また「生活リズムが合わない事」などが主な原因になるでしょう。

「感情の出し方や出し所が合わない」などというのはこれは誰にでも当てはまるものですが、もし性格・相性の不一致によってイライラしている場合であれば、こんな当たり前の事でも離婚する原因になってしまいます。

つまり、性格・相性の不一致によって離婚してしまうケースで見られる理由とは、お互いのエゴが目立ってしまうことによってそれへの鬱憤が積み重なり、それが大きな不満となって爆発する…という経過をたどります。

どうすれば相性の不一致を直せるの?

先述までは「相性の不一致によって離婚するケース・理由」についてご紹介しましたが、ここではその離婚を回避する方法をご紹介します。

まず相性の不一致というのは、これは誰にでもある事です。

不一致そのものを直そうとしてもそれはどだい無理なお話です。

この場合に大切なのは、「相手を自分のように愛すること・大事に思うこと」で、その考え方から譲歩の気持ちを引き出し、お互いに尊重し合える仲に(2人で)戻すことが大切になります。

たとえば、恋人になって付き合い始めた頃には、そんなエゴを出し合ってお互いに傷付け合うことは無かったでしょう(たいていの場合です)。

よく「初心に戻る事が出来たら…」「初めの頃に戻りたい…」などといった恋愛・夫婦関係そのものへの感想が聞かれますが、戻ろうと思えば誰でもいつからでも戻れるのです。

もちろん、時間の経過・経験のストックによって「完全にその当時の関係・状態に戻る」というのは無理ですが、少なくとも相手を想う気持ち・配慮する気持ち・労わる気持ちというのは戻すことができます。

つまり「相手を本当に愛する気持ちを高める事」になりますが、これはよく夫婦喧嘩する際に誰でも自然に持ち直そうとするもので、それによってさらに愛情が深まる事が多いのです。

喧嘩してしまったすぐ後には難しいですが、そんな場合でも少しお互いに時間を置いて冷静になるのを待ち、その後でお互いにじっくり話し合う時間を持ってみると良いでしょう。

もしお互いが本当に必要とし合っているのなら、その時間を必ず大切にするものです。

そしてその後の夫婦生活の安泰を願う気持ちも(心の奥底では)同じであるため、必ず何らかの解決法に気づくことができるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「夫婦の相性が良い判断基準」を参考に、どんな相性・性格の不一致が離婚に結び付くか…についてご紹介してきました。

まず「夫婦の相性が良い判断基準」についてですが、これは今回ご紹介したように〝夫婦のあり方が千差万別で変わるもの〟であるため、その基準は一定ではありません。

つまり、人によって(場合によって)その判断基準が変わる事になるため、そこでの基準だけを求めても仕方が無いのです。

夫婦生活を円満に続けるためには、どうしてもお互いの譲歩の気持ちが大切です。

その譲り合いの気持ちを持たなければ必ずエゴが出てくるため、それによって本来なら喧嘩しないで良い事にも敏感になってしまい、その感情の揺れ動きをもって離婚してしまうケースもあります。

離婚理由がよく「相性・性格・価値観の不一致」という形で聞かれますが、それはお互いの気持ち・スタンスの持ち方によって改善できます。

なので、まずはお互いが自分の普段のあり方に注意して、直すべきところは直す・相手の注意すべきところは注意するといった姿勢を持ち、とにかくお互いに近寄る事が重要になってくるでしょう。



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