皆さんこんにちは、今回は「仮面夫婦」に焦点を当ててみて、その状態から修復したい場合の方法・離婚寸前から仲良し夫婦に戻る方法などについてご紹介していきます。
「仮面夫婦」という言葉は最近とくに流行り始めてきましたが、実はこれは以前からずっと見られてきているもので、なにも特別な夫婦関係の事を指しません。
夫婦になって冷めてしまい、それでも何かの理由で別れずに(心が離れたままで)一緒に居る状態が、いわゆる仮面夫婦の形に近くなっている場合がよくあります。
仮面夫婦から脱出する方法を知りたいと言う人が居られたら、ぜひご参考にしてみて下さい。
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仮面夫婦とは?
いわゆる仮面夫婦というのはそのままの意味合いで、「お互いに仮面をかぶった夫婦同士」となります。
この場合、お互いに本音を隠したまま・心が冷めきったままで一緒に居り、その一緒に居る理由は「何らかの解決できない事情」によってそうなっている事が非常に多いです。
つまり、お互いに別れたいのに別れられない、または一緒にいる意味が感じられないという理由があり、その何らかの理由に縛られているがために別れられない・一緒に居る、というのが仮面夫婦の大きなテーマとなります。
この理由に多く見られるのが「世間体」と「子供の存在」で、そのどちらか(あるいはどちらも)の理由によって別れられません。
「本音では別れたいのに…」という気持ちがずっとあるためその気持ちが積もってしまい、そのためにお互い非常にギクシャクした関係になってしまいます。
このような悪循環の相乗効果でさらに冷めた関係になってしまいがちで、気が付いたら、お互いの恋人を公然と家に招き入れたりする場合なんかも出てきます。
このような仮面夫婦の実体が明らかになった場合、もし子供がいれば、その子供はとても辛い思いをして過ごすことになってしまいます。
仮面夫婦から離婚につながる可能性は大?!
一般に言われる仮面夫婦というのは、お互いの「好き」と言う気持ちが完全に冷めてしまい、もうお互いに顔も見たくない・声も聴きたくないといった様子の場合がよく見られます。
そのため、一度仮面夫婦になってしまった場合、その延長で離婚する確率は非常に高いと言われています。
「こんなにツライんなら、もういっそのことキレイさっぱり別れてしまって、人生やり直したい」そう思う夫・妻もかなり多く、その理由はたいてい先述の「別れたくでも別れられない状態」が長く続いてしまう事によります。
なので、普通に離婚する場合に比べてこの仮面夫婦から離婚する場合は、「別れたい!」と言う気持ちがさらに高まっている傾向が多くなるのです。
離婚寸前の仮面夫婦の状態から仲直りする方法
さて、今回のメインテーマに入っていきます。
「離婚寸前の仮面夫婦の状態から仲直りする方法」ですが、そんなのが本当にあるのでしょうか?
それがあるのです。
しかしこの場合の仲直りの方法はどれも、お互いにそれなりのリスクを背負い、またそれなりの努力をする形になるでしょうか。
・とことん話し合う(派手に喧嘩する覚悟をもって)
・お互いに完全に別居してみて、相手の存在をもう一度確認してみる
・会話(本音トーク)を、遠隔からメールでしてみる
・第三者を立てて本音トークをしてみる
・2人の思い出の土地や環境にもう一度訪れてみる(タイミングを見計らって)
・(子供が居る場合は)子供の将来の事を第一に考え、もうお互いに他人ではないことを再確認する
・「大けがをした」などのウソをわざとつき、その際の相手の出方を見て、2人の相性をもう一度確認する
・相手が本当に居なくなった場合の生活を、お互いにじっくり想定してみる
他にもいくらかありますが、だいたい重点となる方法はこんなところです。
とにかくもう一度冷静になって相手と自分の状態を確認し、本当に相手が居なくなった場合の自分の心境の確認、また本音トークをした際に仲直りできないかどうかを確認が重要になります。
本気で仲直りしたいなら、とにかくあきらめないこと!
夫婦喧嘩をして仲直りする場合、一般には「普通の喧嘩の仲直りよりもさらに難しい、時間が掛かる」などと言われます。
夫婦の場合はずっと一緒に居ることが普通となり、また子供が居る場合はとくに「社会的責任」が一般の恋人同士で居る場合よりさらに重くのしかかってくる事になります。
そのプレッシャーがあるため夫婦の場合は、喧嘩する事をあるていど〝スキンシップ〟として捉えておかなければしんどい事が多く、毎日の精神的な重みですぐに「別れよう…」「別れて第二の人生を…」などとなってしまうことがよくあります。
そもそも喧嘩して、すぐに仲直りするなんてことは、そうありません。
どの場合でも喧嘩の後は、それなりの時間が掛かり、またそれなりの努力が必要になってきます。
それが夫婦の場合ならなおさらで、夫婦の場合は夫婦ならではの知恵を出し合って円満な解決に持っていかなくてはなりません。
だから夫婦喧嘩の延長で仮面夫婦となった場合、とにかく時間が掛かっても「あきらめないこと!」が大事になります。
この場合の解決策は、とにかく「話し合うテーブル」をお互いに用意し合うことで、その際にできるだけ本音トークでやり合うことが大切です。
本音・正直さに出し惜しみしていてはいけません。
ここが夫婦の特権のようなもので、夫婦だからこそお互い対等・平等に意見・思っている事をとことん引き出し合い、引き出し切った後に仲直りするという、その夫婦個別の知恵が必要になってきます。
離婚寸前の仮面夫婦が仲直りする場合の注意点
仮面夫婦というのはたいてい「お互いの本音を引き出し合えない関係」をお互いに作り上げてしまっており、その状況によってさらに鬱積するモンモンとした気持ちを隠し持っているものです。
そのため仲直りする場合でも、つい相手への愚痴がポロッと大げさに出てしまい、せっかく仲直りできていたのにそれが元でダメになってしまう事も多くあります。
なのでこの場合の注意点としては、本音トークをする時にお互いに対する気持ちをすべて出し切り、仲直りする時点ではもう相手への不満がなくなっている状態にしておくことが大切になります。
これはいわゆる仲直りの〝秘訣〟です。
つまり、仮面夫婦で離婚寸前から仲直りする場合の注意点は、その仲直りするまでに〝できるだけ先に喧嘩をしておく〟という事になります。
先述でもご紹介したように、夫婦喧嘩というのはスキンシップの点では非常に大事なもので、その喧嘩の際にお互いの気持ちを均等に暴露しておく事が大切なのです。
その点を十分踏まえておき、仲直りするまでにしっかり喧嘩をしておくのですが、相手を心底気づつける言葉には常に注意する必要があります。
その相手にとって絶対に言われたくない傷つく一言が、致命傷となる場合があるのも確かです。
仲直りする際には相手への不満を解消しておき、前向きに話を進めていくよう心がけておきましょう。
まとめ
仮面夫婦というのは新婚カップルの場合・熟年カップルの場合を問わず、いつでもすぐにやって来る状態として認められます。
なので「自分達には関係ない」「縁遠い」などと捉えず、そうなった時の対処法をとりあえずインプットしておくことが大事になるでしょう。
夫婦喧嘩というのはたいていどのカップルもしていて、その喧嘩はスキンシップの点で欠かせないものになります。
また夫婦ですからお互いに対等に思うところを言い合って、それによってさらに信頼関係を深められる特権もあります。
喧嘩を1つのステップとして捉えておき、どんな場合でも「2人の絆を固め合うことができる大事なチャンス」として許容しておきましょう。
仮面夫婦の場合でも、まずはとことん本音で話し合うことによって、必ずそれなりの解決への糸口が見えてきます。
その糸口をお互いで模索するように探してみて、2人にとって円満解決を図れる方法を見つけ出しましょう。
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