マリッジブルーとは?意味や症状は?チェックリストで自己診断!

皆さんこんにちは、今回は「マリッジブルーとは?意味や症状は?」という点に着目し、その際に活用できるチェックリストによる自己診断表のご紹介もいたします。

マリッジブルーという言葉は皆さんもよく聞かれた事があるとは思いますが、このマリッジブルーによる症状やその原因については、千差万別の背景が見られるため、なかなか直すことが難しい場合もあります。

しかしマリッジブルーは「時間薬によって直るもの」という対処法があるので、それほど深刻になることもありません。

ぜひ今回ご紹介する内容をもって、さらにマリッジブルーに対応できる方法を獲得してみて下さい!

目次

マリッジブルーはなぜやって来るのか?

まず「マリッジブルー」そのものについて理解を深めておきましょう。

マリッジブルーというのは一般的に、「結婚する際にこれまでの生活状況・環境がまったく変わってしまい、また自分の生家から他人の家に出て行ってもう一生戻れない事への不安を覚え、それによる精神的な落胆・焦りを持つこと」を指します。

つまり、それまで自分が育った家から別の家に出ていくことで、まったく環境が変わってしまうことへの不安があり、その上で「新しいパートナーと果たして上手くやっていけるか…」ということへの焦りや不安のようなものが付きまといます。

このマリッジブルーは主に女性に多いとされていますが、男性でも罹る人は罹ります

生活の土台が安定しないこと(そう思い込むこと)によって得られる一過性の不安状態になるため、その期間は誰にどんな事を言われても、なかなか気持ち的に受け付けません。

このマリッジブルーがひどくなった場合には、人によっては精神カウンセラーを受ける場合もあるため、その点では慎重な対処が必要になることもあります。

けれど多くの場合は上記のように〝一過性のもの〟なので、時間が絶てば必ず直ります。

良い思い出に変わる笑い話にもなることが多いので、心を大らかに持ちましょう。

マリッジブルーの自己診断チェック

さて、今回のメインテーマにいきなり入りますが、「マリッジブルーの自己診断チェック」をここで少しご紹介しておきましょう。

以下のチェック項目に5つ以上当てはまった場合は、もしかするとマリッジブルーになっているかもしれません。

・結婚の事を想像しただけでも憂鬱になってしまう

 

・急にパートナーの事が嫌いになった

 

・実家に対する執着心がハンパない

 

・環境が変わることにひどく怯えてしまう(敏感になってしまう)

 

・恋人同士の頃がとても懐かしく感じる

 

・もうずっと恋人同士のままでもいいと思えてしまう

 

・不眠の状態が続いている

 

・結婚そのものに後悔を覚え始めた

 

・パートナーの事を信用できなくなった

 

・急に男性によるハラスメントが気になりだした(女性の場合)

 

・扶養していくことの大変さをかなり覚えてしまう(男性の場合)

 

・子供を持つことの大変さをよく思う(男性・女性の場合)

 

・何となく悲しくなってしまう

他にもいろいろありますが、だいたいこれくらいのチェック項目で5つ以上当てはまる場合は、もしかしたら「マリッジブルー状態」になっているかもしれません。

ですが先述でもご紹介しましたように、このマリッジブルーというのは時間が経つことによって必ず直るものなので、必要以上に落ち込んだり、不安になったりしないようにしましょう。



マリッジブルーになった時の症状の特徴

マリッジブルーになった場合、主に大きく表れるのが「家から離れたくない・両親のもとから離れたくない」といった、やや引きこもりがちになってしまう点です。

これはいわゆる引きこもりの場合とは違い、買い物や友達の家に行く場合は平気ですが、旅行や、特定の人の家に宿泊する際に出やすい症状になります。

とにかく、生家(実家)から出たくない・離れたくないとする心境が大幅に活性化されるので、家を少し空けるだけでも敏感になってしまいます。

この心理は主に「両親を捨てたくない」という子供としての心理が強く働いている点にも見られ、両親を普段から大切にしている男性・女性の場合はとくに強く表れてしまう症状になるでしょう。

他にも以下のような症状が見られることがあります。

・両親の事を想うと涙が出てくる

 

・何かと気持ちが騒いでしまい、何をするにも手が付かなくなる

 

・新しい家での生活に馴染めない思いが先行し、家事や子育てにコンプレックスを感じる

 

・パーフェクトな夫・妻を演じようとする気持ちが活性される

 

・これまでの人生を振り返り、その時間をとてももったいなく思う

 

・結婚を決めたことが「間違いじゃないか?」と(場合によっては)強く思う

 

・部屋の掃除をしたくなくなる

 

・実家に自分に関する物を絶えず置きたくなる

 

・両親や親戚に関係する物を常に携帯したくなる

 

・結婚や交際の話題が出ると避ける

とりあえず「両親から離れたくない・実家にずっと居たい」と思いが先行する形で、新しい環境を欲しがらない症状がまず出てきます。

その上で、実家に自分に関する物を絶えず置きたくなり、自分の痕跡を少しでも確実に他人に見られるように(両親を含め)、部屋のレイアウトをし始める場合もあります。

また部屋の掃除をしたくない心理では、「自分に関する物を片付けたくない心理」が見られ、この場合も〝実家に自分が絶えず居ること〟を自分に言い聞かせて安心するための材料になります。

マリッジブルーになった時の対処法

さて、今回のもう1つのメインテーマです。

マリッジブルーになった場合、実際にはどのように対処すれば良いのでしょうか?

この場合はもちろん、本人と周囲の人の、2パターンの対処法が出てくるでしょう。

本人にとっての対処法

 

・できるだけ楽観的な考え方を持っておく

・「結婚したってすぐ実家に帰ることができる」と自分に言い聞かせておく

・友達よりも一歩進んだ、と自分の立場や環境を〝恵まれたもの〟として受け止める

・1つの事についてあまり考えすぎない

・自己分析をあまりしすぎない

・パートナーの事を見つめ直すいい機会だと考える

・「結局、結婚する場合はこうなるんだから」と自分に言い聞かせる

・他の結婚したカップルをたくさん参考にしておく(有名人でも身近な友人でもOK)

・パートナーと住む家をもう1つの家と見立て、別荘ができたと思ってみる

 

周囲の人の対処法

 

・本人がイヤがるうちは、結婚や交際の事についてあまり話題にしない

・平常通りに振る舞っておく

・「いつ帰ってきてもいいんだからね」と優しくフォローしておく(これはもちろん両親)

・落ち着いて向き合う

・思い出話に花咲かせてみる

・結婚について楽観的に考えられるよう配慮してあげる

・「結局はみんな通る道なんだから」と諭す

・レベルアップしたことをそれとなく伝える

・子供を持つ事の夢や楽しみを話してあげる

 

他にもいろいろな方法がありますが、目立って効果的なのは上記の感じになるでしょう。

とにかく周囲の人は「必要以上のフォロー」をすることは避けておき、できるだけ平常通りの振る舞いをもって接しておきましょう。

そして本人の場合は、結婚というものを堅苦しく考えるのではなく、また相手と自分の将来像の自己分析をやめ、結婚したってすぐ今まで通りの生活に戻れる・実家に帰る事だってできる、と楽観的に捉えておくことが大切です。

これは国際結婚の場合も同じで、同じ地球上にお互い住む家(実家)があるんだから、その気になれば帰れると気を楽に持っておくことが大事になります。

まとめ

いかがでしたか?

マリッジブルーというのは主に女性がよく罹ってしまう症状と言われますが、最近では男性でもよく罹ってしまう傾向が見られています。

これはひとえに「実家での生活」また「独身生活」の快適さがそうさせている場合も多く(男性・女性ともに)、それまでの自分の生活に執着している姿に他なりません。

またその上で「自分の両親を捨てる・両親から離れること」への懸念や不安を覚え、それによっていつも悲しい思いをしてしまう事もよくあります。

しかしこれは考えようで、その自分の両親だって結婚したからこそ自分が産まれたわけで、両親も(自分と)同じ道を歩んで来たことはすぐわかります。

マリッジブルーになった場合には、少し視野を広げて物事を捉えることが重要で、あまり1つの事に深刻になりすぎないよう、自分で配慮しておくことが大事です。



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