今回は「潜在意識を簡単に書き換える方法!変化の見え方やかかる期間は?」と題して、「潜在意識」をピックアップした上で、その際に得られる「変化の見え方」、「潜在意識を置き換えるのにかかる期間」などについてご紹介していきます。
潜在意識というのは、一般に「人間の意識の97%を占める見えない意識・力」とされる場合が多く、その意識・人間力を上手く引き出すことにより、さらに人生を謳歌できる新しい生活習慣が得られると言います。
それによって自分のステータスを置き換える事もでき、さらには自分が本来持っていたスキル・能力などにも簡単に気付けるようになるため、とても有力な自己成長の土台ともされます。
今回ご紹介する情報をヒントにされ、ぜひ「自分の潜在意識・人間力」を一度引き出し、確認してみましょう!
Contents
潜在意識を確認する方法
まず潜在意識というのは、私たちが普段意識していない部分の意識の事を指し、つまり「自分の心の中で確実にある意識だけれど、その内容を十分理解していない意識」の事になります。
これは「忘れている」という表現に近いもので、その記憶が確実にあるけれど、その記憶をつい今は忘れて使えない状態にある…といった意味合いになります。
冒頭でもご紹介しましたが、潜在意識というのは通常「97%から98%」程の記憶・意識を自分の中で眠らせてしまっているという力そのものを指し、それに少しでも気付けるようになれば、その人は普通の人よりもかなり〝人間力が高い〟などと言われることがあります。
それだけ潜在意識というのは「人間力」に直結する影響力を持ち合わせ、それは人が普段持ち合わせる知識・欲望・心身的な経験などにそのまま影響することになります。
ここまでをまず把握しておきましょう。
そしてこの潜在意識の置き換え・すり替えの方法ですが、これはまず「自分が持つ意識をどれだけ自覚しているか?」によってその方法や、その置き換えにかかる期間も大きく変わってきます。
端的に「自分をどれだけ知る事が出来るか?」というテーマになりますが、普段から自分というのものの性質・性格・能力をじっくり吟味して知っている人は、この置き換えにかかる期間も非常に短期間で済むでしょう。
この場合によくピックアップされるのが〝デジャブ〟と〝眠っている時に見る夢の力〟です。
まず「デジャブ」というのはいわゆる「既視観」の事を指しますが、「この景色、どこかで見たことがあるぞ」といった過去を振り返る感覚や、自分がしている行動にしても「いつか同じ事をしていた…」といった錯覚に近い感覚による気付きによって得られます。
このような疑似体験に近い感覚を、「本当にどこかで一度体験してきたもの」として心得ておきましょう。
そして「夢の内容から潜在意識・能力を引き出す方法」です。
この夢というのはその人の本性を暴露させる土台となり、自分が何をそのとき感じているか・思っているかという事を、何の体裁もなく伝えてくれる好都合のヒントとなります。
このような「既視観」や「夢の力」という普段から慣れ親しんだ行動をヒント・土台にし、まずは自分の潜在意識をじっくり吟味してみましょう。
潜在意識を簡単に書き換える方法
さて、今回のメインテーマに入っていきましょう。
この「潜在意識を簡単に書き換える方法」には一体どんなものがあるのでしょう?
■いつも願っている夢や理想を再確認する事
■自分が本心で願っている希望を別の角度から覗いてみて、それまでその希望を叶えるために取っていた方法とは別の方法の模索をしてみる
■一度叶えた夢について反省してみる事
まずこの3点の方法が重要になります。
潜在意識を置き換えるというのは、基本的に「データを消去する」「上書き保存する」といった別のデータとのすり替えに似ており、自分が普段から持っている潜在意識の質や内容を〝別の角度から捉えた情報・意識〟にすり替える形になります。
かと言って相手は潜在意識ですから、そう簡単に意識データのすり替えなんて出来ません。
この場合に役立つ方法となるのが、「普段思っている夢や希望・理想」といったものを一度すべて捨て去り、別の角度から覗いてみた場合に「どんな夢や理想に置き換えられるか?」という点に注目する方法です。
それによって無意識に望んでいた希望・理想の形(内容)が変わり始め、気が付けばまったく別の角度からの(夢・理想への)アプローチをしている自分に気付くことができます。
つまり、潜在意識というのは「普段考えている事がそのまま浸透する形で影響するモノ」なので、その「普段考えている事」そのものを置き換える必要があるのです。
これはまた「寝ている時に見る夢」の内容にも大きく影響してきます。
夢というのは(先述のように)普段携えている心の状態が何の体裁も持たずに暴露されるため、いつも無意識に考えている内容が映像や感覚をもって現れます。
その夢の内容がどのように変わったかによって、潜在意識のすり替え・置き換えがどのように進展しているかがわかるのです。
「夢日記」を付けてみる
先述の続きとなりますが、夜寝ている時に見る夢の内容を、継続的に付けてみる事も1つの効果的な方法になります。
もし寝ている時に見ていた夢がインパクトの大きいものなら、たいていの人はその夢の内容を覚えているものです。
夢の内容をできるだけ詳細に紙に書き出してみて、その時の自分の心の状態を把握してみることが大切です。
これが第一歩です。
この場合に大切なのは継続で、最低でも1週間は続けてみましょう。
その期間の内に「自分の心(潜在意識)がどのように変化しているか」をじっくり眺めて把握しておき、今の自分に必要な心の刺激・外部的刺激・生活環境の設定方法を、独自に編み出してみることがより良い方法になります。
夢は「その人が気付いていない部分までを、すべて暴露してくれる恰好の材料」になります。
つまりそれだけ〝正直な自分〟が出ているという事で、その夢の内容(自分の状態)を見定めておく事により、次の行動に移りやすくなります。
その次に取る行動は、夢で見た内容を意識的・意図的に捉えておき、さらに自分が希望する理想や夢の内容に置き換えて行く事です。
たとえば夢で「お金をほしがっている自分が居た」とします。
この場合は「単にお金がほしい」という自分の姿に留まりますが、これにさらなる脚色を加えて、「どうすればお金を稼ぐ事ができるか?」という事を意図的に考えてみます。
この点ですでに、夢の内容(潜在意識)から企画(意図的な配慮)へと置き換える事が出来ています。
このように、自分の正直な心・気持ち・状態を先に確認しておき、その内容を意図的にすり替え・置き換える工夫が必要になります。
潜在意識の変化・その置き換えにかかる期間
今回のもう1つのメインテーマです。
潜在意識の置き換え方法については先述でご紹介しました。
次はその潜在意識の置き換えをする場合に、実際にどれくらいの期間がかかるかという点に注目します。
結論から言って、これは千差万別で変わります。
この場合の大きな理由としては、「その人が置かれた生活状況・精神状況」に大きく影響される部分があるためで、個別の事情によって「置き換えにかかる期間」も十分変わってしまうことになります。
・リラックスしている状態
・不安な状態
・金銭に困っている状態
・人間関係に悩んでいる状態
・生活が順風に行っている状態
・夢を叶えようと焦っている状態
・好きな人に片思いしている状態
・相思相愛でいる状態
・嬉しい事があった時
・悲しい事があった時
・近い未来に自分の目標が叶うメドが立った場合
他にもいろいろな「その時の状態」がありますが、基本的にその人が置かれている状態によって夢や理想の持ち方・それへの気持ちの強さが大きく変わるため、「潜在意識の置き換え方法・かかる時間」にしても常に変化し続けることになります。
この場合、とくに「リラックスしている状態」と「不安な状態」で、置き換えにかかる期間は変わります。
リラックスしている状態の潜在意識の書き換え
リラックスしている状態であれば、その置き換えにかかる期間はさして長期間にはなりません。
ものの見方・多彩な出来事の受容方法にも柔軟さが出るため、いろいろな方法をもって置き換えのステップを踏むことができるようになります。
ですが、不安な状態・精神的に疲れている場合などは、物事を考える力・視野を広げる事・多様性をもって出来事に対処する力が萎えている事が多いため、その倦怠感や落胆の土台によって長くかかってしまう事があります。
個人差はあるもののたいてい、リラックスしている状態では「3日から1週間前後」で潜在意識の置き換えができる場合が多いですが、疲れていたり、不安な状態にある場合は「何か月もかかってしまう」といった状態になります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「潜在意識を簡単に置き換える方法」をピックアップした上で、その潜在意識の変化や、潜在意識の置き換えにかかる期間などについてご紹介しました。
潜在意識というのは「普段気付いていない意識」の事を指すため、それを扱うこと自体が難しく、なかなかスムーズに置き換えることなんか出来ません。
ですが、「潜在意識の置き換え方法」を正しくインプットし、それにかかる期間についても「その時の状態によって大きく変わる事」を意識して知っている場合は、その置き換えは案外簡単に行く場合がよくあります。
まずは「自分を知る事」が大切です。
潜在意識を確認するというのは、まさに自分のその時の状態を把握するのと同じであるため、自分の本性を知るためのステップを踏まえ、その時々の自分の状態を的確に押さえておく事が重要になります。
そのための方法としてあげられるのが「寝ている時に見る夢の観察」で、その時に見た夢の内容から自分のその時の状態・本音を吟味しておき、その内容をヒントにする形で「潜在意識の置き換え」に役立てていきます。
ぜひ「自分を知るために夢からアプローチしてみる」といった方法を取ってみて、まずは自分の本性・潜在意識に近付く努力から始めてみましょう。
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