今回は「職場恋愛の好き避け」に焦点を当ててみて、その内容がどんなものか、またその場合の男性の特徴や男性心理についても検証してみます。
「好きなのにその相手を避けてしまう…」ということは、これは誰にでもある心理に他なりません。
それを「好き避け」と言いますが、この「好き避け」の心理はなぜ生まれるのか・どんな効果(成果)があるのかについて考えてみるのも一興です。
ぜひご参考にしてみて下さい。
Contents
職場で好き避けしてしまう男性の特徴と心理は?
職場恋愛といえば、同僚や上司の目があるということからの恥ずかしさや、気まずさから「好き避け」という行為を起こしてしまうことが多いようです。
好き避けをしてしまう男性心理をじっくりと検証して行きましょう。
自分の本当の気持ちを知られたくない
思春期に見られる恋愛の傾向として「思春期恋愛」というものがあります。
この思春期恋愛というのは、思春期の場合に多感になることが原因し、もし周りの人に「自分には好きな人がいる」ということがバレてしまったら、その好きな人を奪われるといった心理が強く持つ傾向があります。
この場合、自分とその人との関係を変にいじられることを嫌い、邪魔に思われる人を排除したいという心理が働いているのです。
その特定の相手との恋愛が成功してもしなくても、さほど問題ではありません。
しかしこの場合にはもう1つの心理が働いていて、「他人に余計な気を遣わせたくない」といった遠慮に似た姿勢も持ち合わせています。
なのでこの心理は、腰が低い人・他人に対して遠慮がちな人に多い心理となるでしょう。
本命の人にこそ嫌われたくない
これは最も多い例になりますが、その相手が本命の人だからこそ、その人から変に思われたり嫌われたりすることを恐れる心理が働きます。
これも誰にでもある心理の働きで、とくに何でもない相手にこそ自由に振る舞うことができ、そのすぐ隣に本命の彼氏・彼女がいた場合、その何でもない相手にばかり話しかける傾向が強まります。
そのため本命にされた相手としては、「この人は自分にまったく興味がないんだ」と思い込むようになり(自然の流れで)、まったく好き避けするその人に寄り付こうとしなくなる場合があります。
好き避けしてしまった人にとっては、まさに逆効果の結果になってしまいます。
ただ単に恥ずかしいから
これは単純な理由ですが、好き避けする理由で次に多いのがこの「単に恥ずかしいから」というもので、この場合も保守的な姿勢になっていることが理由です。
自分が本当に好きな相手だからこそ、その人と自分の関係を〝そっとしておきたい〟と保守的になり、それ以上何もできない状態に自分で追い込んでいる状態になります。
これは男性・女性を問わず多い傾向で、とくに思春期から青年期にかけては、この「恥ずかしさ」が理由で好き避けする人があちらこちらで見かけられます。
どうしていいかわからない
これにもいろいろと理由がありますが、大きくわけてこの状況になるのは以下の理由があげられます。
・恋愛経験が乏しいから、具体的にどうしていいかわからない
・変に行動して、相手に嫌われたくない
・恥ずかしい
・周りの人に自分の本音を知られたくない
・プライドが許さない
・フラれた場合を考えたくない
・待ってれば向こうから告白してくるかも
・告白のタイミング(きっかけ)を待つ
だいたいこんな感じですが、やはり「恋愛経験が乏しい」や「恥ずかしい」という理由をはじめ、「プライドが許さない」や「フラれた場合」を考えることが多いようです。
誰だって、本命の彼氏・彼女にフラれれば相当な傷が付きます。
これを嫌って告白できない人が普通に多いですが、この場合、最後の理由の「告白のタイミング(きっかけ)を待つ姿勢」に自然に流れていく傾向も高いようです。
それまでの経験から知ったかぶりする
これも特定の状況・条件では非常に多い例です。
男性・女性を問わず、「自分が以前にフラれた経験」を持つ上で、その状況・条件に似た境遇にある場合には、その経験がフラッシュバックする形で現れてきます。
その自分の過去歴を怖がって〝何をどうすればいいかわからない〟といった状態になり、そのまま告白できるタイミングを待ってみたり、あるいは自然消滅の形で何もせずに終わってしまいます。
「ここで告白すれば、絶対にあの時のように自分はフラれる」と思い込むようになり、頑なにその気持ちから離れることができません。
この気持ち・考えが延長していくと、そのうち「ああいうタイプの男性(女性)は自分のようなタイプは絶対嫌う」と知ったかぶりするようになってしまい、その気持ち1つで心の整理を付けてしまう場合が増えてきます。
どうしても他に熱中することがある場合
これは先述までの例とはまったく違います。
自分になにか特別な目的・目標・夢が生まれ、そっちのほうを叶えたい場合には、たとえそのとき好きな人がいたとしても〝自分の夢を追う姿勢〟のほうを大事に取ることがあります。
たとえば社会人になって「もう一度勉強したい」と強く望んだ場合、「もう一度大学に入り直して勉強に集中したい」となります。
この時に告白してくれた人がいたとしても、ついその自分の夢のほうを大事に見てしまい、告白してくれた相手をフッてしまう場合もよくあります。
この傾向を思い浮かべる上で、たとえそのとき自分に好きな人がいた場合、「自分の夢を取るか好きな人を取るか」といった二択に迫られることになるでしょう。
もし「好きな人・自分の夢のどちらかしか選べない」となった場合、その夢が本気の夢であれば、たいていの人は自分の夢のほうを取るようです。その夢が、その時にしか叶えられない夢であればなおさらです。
なので本命の彼氏・彼女がそんな場合に現れたとしても、つい好き避けしてしまい、あえて自分の視野に入れないよう配慮する人も多いようです。
この場合は本来の好き避けの傾向よりも「諦め」を含めた好き避けとなり、その選択によって自分の生活バランスを保とうとします。
まとめ
いかがでしたか?
「好き避け」というのは主に思春期の頃から現れやすくなり、自分の気持ちを素直に伝えることがなかなかできない状態になります。
その場合、自分で自分をそういった状態に追い込んでいる経過がよく見られ、告白すればOKかもしれないのに、あえてそれを否定する形で遠ざかっていることがよくあります。
もったいないことのように思えますが、しかしその時の当人にとってはそれがベストの行動になってしまうのです。
自分を守る行動に出るとき、普通の人は〝最短の近道〟を取るものです。
つまり、保守に徹することができる状態に、一刻も早く持っていくのです。
ですがそこで少し冷静に眺めてみて、本当にそれが自分にとってベストの行動なのかどうかを、改めて考えなおしてみましょう。
ときに頑なな心が邪魔をして、自分にとってプラスなことを見逃していることがあります。
コメント