今回は「夫婦関係がうまくいかない時の対処法」をピックアップし、その際に気になる相談相手とその方法についてご紹介していきます。
夫婦関係が上手くいかない場合というのは、主に恋愛がスムーズにいかない場合とほぼ同じで、どうしても誰かに相談したくなる衝動に駆られるものです。
相談する目的はもちろん「解決策を見つけるため」ですが、それ以上に〝その時の自分の不安やモヤモヤを少しでも解消するため〟でもあります。
今回ご紹介する情報・内容をぜひヒントにされ、今後のお役立ち情報にしてみて下さい。
Contents
夫婦関係が上手くいかない時は、その理由を反省してみる
夫婦関係が上手くいかない場合はまず、「なぜ上手くいかないのか?」についてお互いに反省し合うことが大事になります。
その理由を突き止めることが出来、さらにお互いで徐々にでも解決させるための方法を得ることができれば、それで問題は自然に解決することになるでしょう。
ですが、関係が上手くいっていない時というのは得てして「冷静に話し合える関係」に無いことが多く、また冷静な判断が出来ない状態・お互いの顔を見るのも嫌な状態で居ることがほとんどですよね?
そんな時こそ相談する相手をきちんと選定しておくことが大事になり、それによって「想定以上に早く解決してしまう事」も普通に出てくるのです。
夫婦間の悩み事…誰に相談するべき?
この場合に相談相手として選べるのは以下の5つになるでしょう。
・親しい友人
・そんなに親しくない知人程度の友人
・恩師(最寄りの親しい年輩の人でもOK)
・相手の友人
・カウンセリングなどの専門窓口
この5つです。
それぞれに当然「印象」や「役割」が違ってくるため、その際に自分に見合った相談相手を決めておくことが必須になります。
相談する時の心の姿勢について
夫婦関係が上手くいかない場合・恋愛が上手くいかない場合というのは、相談する事そのものが恥ずかしくなってしまったり億劫になってしまったりします。
つまり、その状態を他人に聞かれたくない・見られたくないといった恥ずかしさが先行してしまい、ついそのまま悪い状態を先延ばしにしてしまう結果となるのです。
これではいけません。
夫婦関係が上手くいかない場合というのはとくに〝早期解決〟出来ればそれが一番で、先延ばしにしてみたところで何も良いこと(メリット)はありません。
出来るだけ早く解決に導くためには、まずその心の中の恥ずかしさを拭い去っておき、奔放な気持ちで行動できるようにしておく事が重要になります。
そして相談する際の準備についてですが、あらかじめ「相談したい事柄」をメモ書きにでもして残しておくことが勧められます。
これは、いざ相談する段階になって心が淀んでしまったり、何を相談すれば良いのかわからなくなってしまう場合の基本的な対処法になります。
そして相手からの助言が得られれば、その中で「これは」と思えるものをピックアップしてまたメモしておき、いざと言う時の自分の参考書にしてみると良いでしょう。
夫婦間の悩みは、縁遠い人に相談するのがベスト!
先でもご紹介しましたように、相談する相手として選ぶ場合には必ずと言ってよいほど「親しい友人・知人」が含まれてくるものです。
これはひとえに安心が得られるためで、自分の事を親身になって考えてくれるだろうとする期待がそうさせます。
しかし、近い人にほど本当に心の奥底に悩んでいる物事を相手に打ち明ける場合、ついその後の付き合いの事を考えてしまい、悩みを残したままにする場合も多いものです。
これは親しい友人であればあるほど起こりやすい事になるので、ぜひ注意しておきましょう。
さらに相談される相手にとっても、その相談を持ちかける相手が親しい場合、つい相手にとって都合の良い事ばかりを並べ立ててしまう傾向があります。
これは優しさがそうさせる事になりますが、本当に悩み解決をする場合はこれでは遠回りになることがあります。
なので、親しい友人に相談する場合には、まず自分から少し距離を置いて付き合っている友人・知人に相談してみるのも一つの案です。
そうした友人・知人なら、多少、相手が傷付いてしまう事でも遠慮なく言え、それによって本当の解決策が見つかる場合があります。
自信が無い場合は、「親しい友人に相談し、その後に、距離を置いた友人や知人に相談する」といった段階的な方法を取ってみるのも良いでしょう。
根本的な解決は専門のカウンセリングへ
友人・知人に相談してみた上で、どうしてもまだしっくりと来ない場合は、専門のカウンセリング窓口で相談しましょう。
相手はプロですから、さまざまなプロセスをもって相談に対応してくれ、さらにその人に見合った適切な方法で悩み解決に導いてくれるでしょう。
夫婦間の悩みは夫婦で解決するのがベストですが、どの場合でもそう上手くいくとは限りません。
なので、最悪の場合は「プロの専門相談員が居てくれる」と心を鷹揚に保っておく事が大切で、焦らず、じっくり相談に付き合ってくれるよう環境設定をしておきましょう。
その場合でも必ず「相談すべき事のメモ」を忘れないようにしましょう。
たいていそういった専門窓口へ行った際、その雰囲気に少々圧倒されてしまう事もあり、何を相談すべきか(肝心な事を)忘れてしまうケースもよくあります。
せっかく窓口まで来たのですから、自分がそのとき持っている悩みを洗いざらいぶちまけておき、すべてを解決に導けるよう計らっておきましょう。
そして、焦ってはいけません。
専門窓口・プロの相談員といっても対処法にはじっくりとした検討が必要なので、相応に時間が掛かることは普通にあります。
そのため、一週間〜数か月単位で解決への糸口を見詰める視点を持っておき、焦らず、ゆっくり対処できるよう心の姿勢を持っておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「夫婦関係が上手くいかない場合の対処法」をはじめ、相談役の選定についてご紹介してきました。
夫婦関係が上手くいかない場合は、一般的に以下の方法が取られるでしょう。
・相手の気持ちをじっくり確認しておく
・お互いの気持ちをしっかり確かめ合う
・必要ならばお互いに距離を置き、冷静になってからもう一度話し合う
・第三者を立て、お互いの気持ちをその人に代弁してもらう(空気を緩和してもらう)
・お互いに譲歩の姿勢を持ちあう
・結婚した時の2人の誓いを思い出す
・今後の人生を2人でやっていく事の覚悟を持ち直す
他にもいろいろありますが、これらは基本的な姿勢・対処法になり、この1つ1つをじっくり持ち合うことでたいていの関係は修復されます(時間が掛かることは当然あります)。
このような基本的な信念を持つ上で、どうしても無理な時・悩みを打ち明けたい時には、その状況においてベストな相談相手を見付けて悩みを聞いてもらいましょう。
悩みを聞いてもらうだけで心は晴れるものなので、その軽くなった気持ちをもってもう努力する覇気を湧きます。
自分たちにとって、最適な関係修復方法を2人一緒に見付けておきましょう。
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